介護で困った時頼るべき人とは

~介護者が息子の嫁であるあなたに見て欲しい~

お嫁さんが介護で困った時頼るべき人はズバリ専門家である。

・ 地域包括支援センター
・ ケアマネジャー
・ 医療ソーシャルワーカー

ある調べによると介護者の相談先は 1ケアマネジャー 2家族親戚 3地域包括支援センター 4医師、看護師でした。介護者が誰であるかにもよりますが、厚生労働省のある調べでは「要介護者」からみた「主な介護者」は、同居の家族等が45.9%でその内訳は「配偶者」が22.9%、「子」が16.2%、「子の配偶者」が5.4%と続きます。
つまり、お嫁さんが義父母の介護をしているのは、ごくごく少数派です。
かつてお嫁さんがご主人のご両親の介護をする事が当たり前だった時代がありました。しかし、平均寿命が伸び、核家族化、女性の社会進出に伴い時代は変わったのです。
それでも色々あって義父母介護をされている圧倒的少数派のお嫁さん。頼るべき所は頼ってお嫁さん自身の人生も大切にしたいですよね。

お嫁さんが介護で困った時専門家に頼る理由

お嫁さんが介護の専門家でない限りどんなサービスが受けられるか、どの様に手続きをすれば良いかなどの知識も調べなければ分からない場合がほとんどだと思います。時間をかけて調べたり知人に聞いたりしたあげく結局どうしたらよいのか?と思い悩むこともあるのではないでしょうか。
さらに、実際に介護で困った事を家族親戚に伝え難いという事もあるのではないでしょうか。伝える事が出来たとしても協力が得られなかったり、心無いことを言われてしまい「言わなければ良かった」と思う経験をされた方もいるのではないかと思います。
そんな時に頼りになるのが先に挙げた専門家の方々です。担当のケアマネジャーがおられる方はその方に。地域包括支援センターは、まだ介護認定を受けていなくても相談に乗ってくださいます。
こんなことで相談しても良いのかな?と躊躇されることもあるかもしれませんが、安心してください。大丈夫です。お嫁さんから言い難い事も専門家の方から伝えて頂くとすんなりと問題が解決することもあると思います。

私はこんな時に頼りました
   ・認定を受けているのは義母だが義父の体調が悪い時
   ・義母が病気やけがをしたとき
   ・トイレの失敗が増えた時
   ・いつもと違う言動があった時
   ・デイサービスに行きたがらない時
介護者の気持ちを聞いて寄り添って下さったり、受診のすすめや家に手すりを付けたり生活しやすい様に整えるアドバイス。デイサービスの調整などして頂きました。

結論

お嫁さんが介護で困った時頼るべき人は 地域包括支援センターやケアマネジャーなどの専門家です。躊躇せずに相談することが早期問題解決につながります。色々頼って介護中も自分の人生を大切にしましょう。

~ ある日の出来事 本心は? ~  
  ※もーりー(義父) とみー(義母)

デイサービスより帰宅したとみー
とみー:あー疲れた。ああいう所は私には合ってない。

もーりー:リハビリしたかね?

とみー:したけどなんかつまらなかった。みんなとは話も合わないし・・・食事も大して・・・
文句ばかり並べている。

それでも当日が来れば文句を言いつつデイサービスに出かける。
ケアマネジャーさんにあまり乗り気ではない事を相談すると様子見に行って下さる。
とても楽しそうに利用者さんとお話していたとのこと。生活リズムを整えるためにデイサービスを増やしてはと医師から助言があったことを伝えると、ケアマネジャーさんからも週1回だと毎回はじめましてみたいになるので、回数を増やした方が行きやすくなるかもしれませんとアドバイスをいただく。
週3回にデイサービスを増やし間もなく、とみーのメモに明日はデイサービスと初めて書かれてた
\( ‘ω’)/


   

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